Ski master

十数年前、長野県白馬村で「達人」と呼ばれたスキーヤーがおりました。(背中に達人って書いてある!)
スキーはもう今更ですが、かつてのスキー黄金時代の思い出のページです。きっと今後はスノーシューを使った自然案内が僕の冬のライフスタイルになるでしょうから。

黄金のミドルターン   

※【スライドショー】は【次の動き】で充分に画像をダウンロードしてからクリックしてください。

ほらね、達人って書いてある!
右がスキー達人・木村道紘(私)です。若い!

達人スキー・中斜面

中斜面位までのスキーは高いポジションで充分。自分の力や下半身で無理やりスキーを抑えつけるのではなく、ゆったりと動く振り子の先端部分が自分自信であるようなイメージを持って、遠心力と内傾のつりあう位置にポジショニングする事でスキーを支えてやりましょう。この時頭よりずっと高い上の方に振り子の軸点がある感覚が持てたらグーです。さらにターン後半に内側に伸ばしてやる力を感じ取れていたら、あなたはもう上級者です。

■達人スキー・急斜面

急斜面では、スキーヤーにかかってくる外力やスピード、スキーの斜度など、ありとあらゆるものが滑走中激しく変化します。視野を先々に大きく取り、一点を見つめることなく斜面全体を把握してください。そうして、その変化を予測して伸び伸びと動いてみましょう。いろいろ動いてみることで外力とのあなたなりの調和の仕方が解ってくるはずです。スキーに決まった動きなどありません。自分の好きなスピードや遠心力、回転弧で大いに滑ってください。
やがて予想もしない外力に翻弄される自分が楽しくなるようだったら、あなたは良きスキー指導者にもなれるでしょう。

達人スキー・その他

当時は飛ぶのが大好きで、コブを見つけてはジャンプしていましたねえ。今はお仕事優先ですから、ジャンプは控えています。
スキーは(スノボーも)人と力や技を競い合うスポーツではなく、基本的には自分と大自然との調和や架け合いを楽しむスポーツです。やり込む事で孤独に強くなるし、危険箇所を滑走するかは常に自分の責任ですから、判断力や責任感も増すものと僕は考えています。
でもせめてアフタースキーくらいは仲間と楽しみたいものですね。そうしてあなたらしいスキーの楽しみ方をぜひ見つけてください。
Apple ski school の仲間らと

(2004年1月作成)

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