Project Wild

ネイチャー赤木はプロジェクト・ワイルド・エデュケータです。

プロジェクト・ワイルドって?

気づきから、責任ある行動へ

「自然を大切に」と理解するだけではなく、
自然や環境のために行動できる人を育成することに取り組んだ環境教育プログラム、それがプロジェクト・ワイルドです。

右の映像からプロジェクト・ワイルドのホームページにジャンプできます。→

■プロジェクト・ワイルドの概要

プロジェクト・ワイルドは、アメリカ合衆国で幼稚園から高校までの生徒を指導する教育者向けに開発された、生き物を題材とする環境教育プログラムです。参加者の気づきや理解から始まり、段階的に生態系の原理や文化などの知識、管理や保全などへの人間の役割、価値観の多様性や環境問題の構造を認識した上で、野生生物と自然資源に対して責任ある行動や建設的な活動を身につけていくことを目的としています。全米各州の教育局及び資源管理局の代表者により組織されている環境教育協議会(Council of Environmental Education:CEE)が運営しており、今では、アメリカで最も広く使用されている環境教育プログラムの一つです。アメリカ、日本の他にも、カナダ、チェコ、インド、アイスランド、スウェーデンでも導入されています。

■日本におけるプロジェクト・ワイルドのとりくみ

日本では、(財)公園緑地管理財団が日本における環境教育・学習の推進に寄与するため、環境教育協議会(=CEE)とライセンス契約を結び、プロジェクト・ワイルドの普及及び指導者の育成を図って参りました。
1999年9月には、アメリカプロジェクト・ワイルド本部から講師を招き、第1回ファシリテーター(上級指導者)養成講座が開催され、87名のファシリテーターが誕生しました。さらに、2001年10月には第2回ファシリテーター講習会が開催され、さらに69名のファシリテーターが誕生しています。そのファシリテーターの開催するエデュケーター講習会により、約2000人のエデュケーターが養成されました。現在、日本全国各地のエデュケーターにより、さまざまな教育現場の子どもたちへ「プロジェクト・ワイルド」のワークショップが開催されています。

■エデュケーター(指導者)になるには?

プロジェクト・ワイルドを実践するためには、「エデュケーター養成講習会」の受講が義務づけられています。「エデュケーター養成講習会」は、プロジェクトワイルドの歴史、理念、そして活動をワークショップを通して、楽しく理解していただくプログラムです。これは、ただ、テキストを配布するだけでなく、プロジェクト・ワイルドの目的や役割などを現場で指導するみなさんに理解していただくことに重点をおいているために行われています。
「エデュケーター養成講習会」とはいっても、難しい試験があるわけではなく、1日または2日のワークショップを受けるだけです。参加資格も特にありません。私の場合は、はるなネイチャークラブの会事務局の寺田哲夫ファシリテータ(上級指導員)の指導の下、講習を受けました。
詳しくはプロジェクト・ワイルドのホームページをご覧ください。

プロジェクト・ワイルド本編
プロジェクト・ワイルド水辺編
本編(全389頁)
水辺編(全244頁)

エデュケーター証明書
簡単な講習でもらえる終了証(証明書)

(2004年2月15日)

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