日本自然保護協会(NACS-J)

ネイチャー赤木はNACS-J(ナックス・ジェイ)自然観察指導員(でした)。

NACS-Jって? 

NACS-Jとは(財)日本自然保護協会NATURE CONSERVATION SOCIETY OF JAPANの略語です。

■現場の知識と実行力で、日本の自然を守る。それが日本自然保護協会(NACS-J)です。

■アドボカシー(政策提言型)NGOです。

日本の自然保護問題を具体的に解決するために半世紀近く活動してきたNGOです。財団法人ですが行政とは異なる立場をもつ自発的な民間団体です。いつでも誰に対しても自由に発言できるように、主な財源を一般からの会費と寄付にすることで自主性・独立性を保ってきました。政府からの天下りは受け入れません。自発的な活動で自然保護政策にパートナーシップを組む、アドボガシー(政策提言型)NGOです。

☆自然観察指導員講習会

NACS-Jが主催する地域に密着した自然観察会を開く人材を育成する講習会です。
NACS-Jでは自然観察指導員としてのあり方、講習会の目的を以下のように定義しています(2004年3月15日現在)。

■自然観察指導員とは

地域に根ざした自然観察会を開き、自然を自ら守り、自然を守る仲間をつくるボランティアリーダーです。NACS-Jは1978年から自然観察指導員の養成講習会を開き、受講者は20,000人を超えました。
豊かな自然を豊かなまま次の世代に渡すという自然保護。そのはじまりが自然観察です。じーっと見る→見えてくる→わかる→うれしい。このうれしさが自然を愛する人を増やし、自然保護運動につながり、やがて社会システムを変える大きな原動力となるのです。ひとりでも多くの人に自然を愛し、守ってもらうために。自然観察指導員はライフワークとしてボランティアで地域の自然観察会を開催しています。これが私たちの考える「自然保護教育の実践」です。(『テオリア』青柳昌宏・筑摩書房より抜粋)

■講習会の目的

鳥や花の名前を憶えることが目的ではありません。自然のしくみ、自然のつながり、人が自然と今後どのように関わっていったらいいのかなど、自然を守るために必要な視点を身につけるのが目的です。

講習会はお勤めの方でも参加しやすいように金・土・日の2泊3日が原則で行われています。3日間とも昼は野外実習。夕食後に3時間の講義。毎年全国各地で10数回開催しています。

3日間の講習会を修了し登録申請すると、NACS-Jの自然観察指導員として登録され、登録証、腕章、ネームプレートが渡されます。

登録後は自動的にNACS-Jの会員となり、自然保護問題の解説や現状、イベント情報満載の会報『自然保護』(年6回発行)が届きます。また、NACS-J発行の書籍代金や催し物の参加費が会員価格になります。

〜ネイチャー赤木の講習受講レポート〜

NACS-Jの自然観察指導員講習会は大変な人気で、個人の参加にとどまらず会社の開発計画、法務・環境問題担当者や社員研修にも利用されています。毎回申し込み人数が募集人数を大幅に上回るため、抽選にて結果が通知されます。

私は2004年3月に神奈川県相模原市開催の講習会を受けました。私の感想としましては、

というところです。非常に特徴のある講習会であり、とても参考になりました。また、NACS-Jはインタープリターとして活用できる良い商品や書籍をたくさん発刊し取り扱っているのも特徴です。
すでに自然保護とは普通の言葉であり単語です。「あなたは自然保護のために何をしていますか?」・・・この問いかけにどんな回答ができますか?。・・・その答えはこの講習会に参加する事で見つかるのかも知れません。

講習風景
テキスト1
テキスト2
講習風景
テキスト1
テキスト2

NACS-J腕章
自然観察会のねらい
NACS-Jの腕章

書籍・危険な生物
書籍・指標生物
書籍・雪と氷の自然観察
書籍・野生動物の保護と法律
今回購入した4冊の本

(2004年3月15日)

(財)日本自然保護協会公式HPへ

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