石の風車一対(熊野皇大神社)

随神門手前には、軽井沢町文化財「石の風車一対」があります。明暦三年(1657)に軽井沢問屋・佐藤市右衛門 及び、代官・佐藤平八郎の両人が二世安楽祈祷のため神社の石畳を築造したところ、その記念に、その子市右衛門が佐藤家の紋章源氏車を刻んで奉納したのだそうです。

秋から冬にかけて吹く風の強いところから中山道往来の旅人が石の風車として親しみ、

碓氷峠のあの風車 たれを待つやらくるくると」

追分節にうたわれて有名になったそうです。