吾妻はや 白根の峯に けむりたつ
よひて声あり 古ゆ これのやまひこ山媛呼
たきついてゆの おもひに咲くや 石楠花
日本書紀によると
「東蝦が多くそむき、辺境が騒動するので」これを鎮圧するために東に向かう。
東蝦のなかでは、蝦夷がもっとも強く、彼らは毛皮を着て、血を飲み、山に登るときは飛ぶ鳥のようにはやく、草の中を行く時は獣が走るようにはやい。
そこで尊はこの強敵をうつために、まず伊勢の神宮に参拝し、それから駿河、焼津をへて、相模から三浦半島を横断して走水にやってきた。
上総国に渡るときに、尊は浦賀水道を見て「まことに小海(ちいさななうみ)だ。このような海なら立走りでも渡れるだろう」とつぶやいた。
いざ船をだすと、尊の言葉が海神に聞こえたのか、大波が船のへさきにたちはばかり、
船が少しも進まない。
このようすをみた后の弟橘媛命は尊のことばを心配しこれは、「これは海神の心でありましょう。私があなたにかわって海に入り海神の心をしずめましょう」と申しでた。
やがて后はしずかに、スゲの畳八枚、皮の畳八枚、絹の畳八枚を敷きおわると、
「さねさし相武(さがむ)の小野(をの)に、燃ゆる火の、火中(ほなか)に立ちて問ひし君はも」
とうたをよんで、荒れ狂う海に身を投げた。
すると不思議にそれまで荒れていた波が静まり、御船は無事上総国へ進むことができた。
古事記(712年)では足柄峠
日本書紀(710年)では碓氷峠
嬬恋村では鳥井峠
草津では弟橘嶺
東征の帰路峠にたった日本武尊は、はるか東南を望み走水の海に入った、妻弟橘媛を偲んで「吾妻はや!吾妻はや!吾妻はや!」と長嘆息する。以来、東の諸国が「あずまのくに」と 呼ばれることになったという。
※うたの解釈 「相模の野に燃え立つ火の中で私の心配をしてくださった貴方」
※相模の国に行くと弟橘媛とともに野原に誘い出され四方から火をつけられました。 その時、あめのむらくもの剣で草を薙ぎ倒しました。 火打ち石をとりだして、こちらからも火をたいて難を逃れました。それ以来この剣を草薙の剣といい、この場所を焼津といいます。
メモ欄
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芳ケ平の花たち
名前 花色又は実
アカモノ 赤
シラタマノキ 白
ミネズオウ 茶
ヤナギラン ピンク
ツマトリソウ 灰色
イワオトギリ 黄色
オヤマリンドウ 紫
エゾリンドウ 紫
クロマメノキ 白からピンク
クロウスゴ 黒
ガンコウラン 黒
ヤマハハコ 白
ハンゴンソウ 黄色
ゴマナ 白
ヨツバヒヨドリ 白から薄いピンク
コバギボウシ 紫
シロネ 白
ホツツジ 白からピンク
ネバリノギラン 肌色
ヤマハギ ピンク
ツルリンドウ 白~青紫
ウスノキ 実 赤
モウセンゴケ 白
アカバナ ピンク
バギボウシ 紫
「森林セラピスト」「森林セラピーガイド」資格のための第3回森林セラピー検定(NPO法人森林セラピーソサエティ)、日程が決まりました。
■応募締め切り 4月30日(金)
■検定試験 6月5日(日)
※森林セラピー検定試験受験者が20名以上集まれば、草津町に試験会場を誘致することができます。草津で受験し、合格後は「草津森の癒し歩道」で活動してみたいと思う方は、事務局までご連絡ください。
草津町は、特定非営利活動法人 森林セラピーソサエティが認定する森林セラピー基地です。
■認定日:
平成22年4月1日(第5期)
■森林セラピー基地名:
「草津森の癒し歩道」
■森林セラピー基地の特徴:
草津温泉は日本三大温泉のひとつであり、豊富な湯量と効能で古くからたくさんの人々の心と身体を癒し続けてきた温泉である。
年間300万人が訪れ、宿泊者は200万人となっている。草津周辺には、白根山、芳ヶ平、コマクサの群生地等があり、草津温泉周辺はカラマツ林を主体とした山林が広がっている。
草津森林療法協議会
Kusatsu Council of Forest Therapy
〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津464-28
草津町総合保健福祉センター内
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