草津の自然スキルアップ研修会
  紅葉の嫗仙の滝・嫗仙の滝の桂と樹林気功体験

1 日 時  平成21年11月6日(木) 9時天狗山集合
2 場 所
紅葉の嫗仙の滝と「嫗仙の滝のカツラ」(巨木の森)散策(葉や花からみた樹木、草花の研修と森の癒し)
3 主 催  草津森林療法協議会
4 集 合  天狗山レストハウス前 午前9時00分集合 9:15出発
5 研修内容
① 紅葉の嫗仙の滝と嫗仙の滝の滝のカツラなどの巨木見学
6 参加費
会員500円 一般1000円 講師5、000円支払います。(参加者により、少なくなります。遠方の人は若干の交通費も)吾妻森林管理署職員が講師の場合は支払いません。
7 講 師
森林療法協議会湯田六男他(参加者の中から人数により配置します) 草津森の癒しトレーナーとアシスタント(当日配置) アシスタントは交替制
8 参加対象者 草津森の癒しトレーナーとこれから森の癒しトレーナーを希望する人。
 
9 傷害保険  会としては加入しませんので、各自で対応をお願いします。

  ※  昼食は現地となります。各自ご用意ください

武具脱の池
武具脱の池

■ 民話紹介

むりどん

話者: 清水 こと  再話: 井田 安雄(新田郡藪塚)S52

※インターネットより引用

むかあしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがあったと。 住んでいる家はもう古くなって、雨の降るときはポタンポタン雨漏りがしていたんだと。

ある夜、おじいさんがおばあさんに、 「世の中で、なんていったって、一番怖い物はオオカミだな」というとおばあさんは 「オオカミも怖いけどおじいさん、わしゃむりどんが一番怖いよ」おじいさんも 「そうだな、こんな時はむりどんのほうが怖いかもしれないな」と話していたんだと。

そのとき、やまのオオカミがおじいさんの飼っている馬を食おうと、家の外に来ていたが この話を聞いて 「俺が一番強いと思っていたが、俺より怖い物がこの世にいるのか。いったいむりどんってなんだろう」と独り言を言って思わずウオーと吠えたんだと。

家の中のおじいさんは、オオカミの声を聞いて、たまげて大声を上げて、馬に飛び乗ってにげだしたんだと。

だが、お爺さんの乗ったのは馬ではなくて、ほんとはオオカミだったのさ。オオカミはたまげてしまったよ、自分の背中に乗り、首っ玉をしっかり押さえられたので、これは、てっきり自分より怖いむりどんに違いない。とって食われれてはたまらないと思って夢中で駆けだしたんだと。

おじいさんはおじいさんで、振り落とされちゃあ困ると思って、首っ玉に思いっきりの力でしがみついたんだと。オオカミは、首を絞められるんで、食われちゃ困ると背中のむりどんを振り落とそう、振り落とそうと、やたらに駆け回ったんだと。

さんざ山の中を駆けたあげく、夜明け近くなって、お爺さんがのっていた、馬をよく見ると、それがオオカミだったので、お爺さんは、また、たまげて 「ウワアー」と大声をだして、しがみついた手を離して背中から飛び降りたんだって。 オオカミはオオカミできつかった首が楽になり、むりどんを背中から落とせたので一安心、やっとの事で助かったと思って、あとも見ずに山の中に逃げていったとさ。


【実施報告書】

第7回スキルアップ講習の反省 紅葉の嫗仙の滝と
「嫗仙の滝のカツラ」(巨木の森)散策

1.第7回スキルアップ報告
①嫗仙の滝コーステヂタル信号は約2秒向上しました。オオモミジ、川瀬典子トレーナー、サワハンノキ、大島知美トレーナー、コシアブラについて土屋茂次トレーナーがそれぞれの場所で朗読をしました。滝の見えるところでは自然に「紅葉」を口ずさむ人もいました。
②滝手前の新しい歩道を慎重に歩き、嫗仙の滝で全身マイナスイオンでリフレッシュしました。
③トチやカツラ、クリの巨木の森はいつでも優しく私たちが訪れるのを待っているようでした。樹林気功は湯田六男さんの指導で「好きな木との交流」をしました。
④昼食は、大きな栗の木の近く、日だまりのところで、紅葉と一緒に楽しみました。
⑤帰路、モミジ谷コースで感激、感激でした。地元の人がこの時期の美しさを知らないのは少し残念でした。
2.今回は樹木に詳しいトレーナーが多かったので、それぞれで教え合いました。イヌブナ、ブナ、コシアブラ、タカノツメ、ヤマハンノキなど特徴的なものを覚えました。「森の力、癒やしの力」を感じました。参加者は17名でした
緑のシャワーの中で みんなで落ち葉ひろい
大島知美さんの朗読

嫗仙の滝ではいポーズ

サワラの広場近くで
森の巨人たち100選「嫗仙の滝のカツラ」 もみじ谷こーす

                    

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