登山、軽登山
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▲ 浅間山
軽井沢や嬬恋、浅間高原のシンボルであり、西吾妻及び佐久平地域に固有の気候と生態系をもたらす帝王・浅間山は、世界でも有数の活火山です。現在の浅間山の姿は数万~十数万年前から始まった噴火活動によって造られました。最高地点釜山山頂(2,568m)は噴火口から火山性ガスの発生が激しく立入禁止となっているため、その手前の前掛山(2,524m)まで登山します。
浅間山コース1. 車坂峠からの周回コース
標高1,973mの車坂峠から浅間山外輪山を巡り、黒斑山火口の稜線を渡って浅間山に近づき、そのカルデラにいったん降りてから急傾斜の前掛山を登ります。前掛山を下った後は広大な湯ノ平高原を横断し、カルデラを来た道とは違う、難所「草すべり」から登って車坂峠へと帰ります。所要時間約11時間、上級者のみのチャレンジコースです。
浅間山 車坂峠からの周回コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約11時間
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浅間山コース2. 車坂峠から天狗温泉に抜ける縦走コース
上記のコースから、湯ノ平高原を横断した後、火山館を経て牙山(ぎっぱやま)をかすめ、長野県側のもう一つの登山口、「浅間山荘」へ降りて行きます。最後の部分が下りのみになるので、コース1.よりも楽になります。
浅間山 車坂峠~天狗温泉 縦走コース |
期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約10時間
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浅間山コース3. 天狗温泉からの往復コース
天狗温泉からの登山道は、森林浴ハイキング的な登山道から始まり、蛇堀川の茶褐色の河床や、険しい牙山(ぎっぱやま)の山容が迫るうちに、国内有数の活火山の火口に向っているのだという実感がわいてきます。現在の浅間山公式登山道では、最も短時間で前掛山山頂に立てるルートです。
浅間山 天狗温泉からの往復コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約8時間半
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浅間山コース4. 浅間山北麓から天狗温泉に抜ける横断コース
浅間山北麓の樹林帯を抜け、険しい隘路をくぐり抜けて立つことができる、鬼押出し溶岩の上から浅間山を目指します。地元のごくわずかの人が、昔から生活の道として鬼押出し溶岩流を横断していた古の道をガイドがご案内します。
浅間山北麓から天狗温泉に抜ける横断コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約11時間
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浅間山コース5. 六里ヶ原と浅間山溶岩コース
浅間山山麓の北東部に広がる大平原、六里ヶ原。あまりに広大なので六里(約24km)程あると見立てられた名前です。大陸を思わせる大平原風景とその上の舞台溶岩、鬼押出し溶岩流などを見て触って歩くトレッキングです。お客様の体力によっては、溶岩壁を登り降りするアドベンチャーコースも可能です。
期 間 : 5月~11月 所要時間 : 約5時間
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浅間山コース6. 六里ヶ原から溶岩樹型に抜ける横断コース
(鬼押出し溶岩流横断コース)
1783年浅間山大噴火の際に火口から流れ出た鬼押出し溶岩流は、北麓から見上げると3本の流れがあります。この3本の溶岩流を、大胆にも横断するチャレンジコースです。数十メートルもの落差がある溶岩が止まった跡の壁を登り降りし、荒々しい溶岩流と月面のような砂地の風景が交互に出現します。最後の溶岩樹型も見どころです。
浅間山麓 六里ヶ原から溶岩樹型に抜ける横断コース(鬼押出し溶岩流横断コース) | 期 間 : 5月下旬~11月 所要時間 : 約7時間半
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▲ 黒斑山
浅間山の第一外輪山の最高峰が、黒斑山(くろふやま、標高2,404 m)です。元々黒斑山は2,800m級の円錐状の成層火山でしたが、2万4300年~2万6000年前に大崩壊を起こし、現在の様な馬蹄形のカルデラ壁を残す山となりました。浅間山山頂への道は急傾斜の長いガレ地を登ることになるので、浅間山を近景で眺めるために黒斑山を登る登山者は多く、登山道もよく整備されています。高山植物も豊富で、田中澄江の花の百名山にも選定されています。
黒斑山コース1. 黒斑山塊 周回コース
浅間山は、標高2,568mで群馬県第二位の高さであり、堂々たる姿は浅間・吾妻地域のシンボルです。そのシンボル浅間山を、かつての黒斑火山カルデラの火口縁を歩き、眺めて満喫します。浅間山の各種溶岩や噴火史、植生遷移の様子や高山植物もほとんど見ることができますし、地球のスケールが感じられる雄大な風景にも出会えます。
黒斑山塊 周回コース | 期 間 : 5月下旬~10月 所要時間 : 約8時間
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黒斑山コース2. 黒斑山塊から浅間山北麓に下る横断コース
黒斑山塊の最後のピーク・鋸岳付近から、目前の厚い鬼押出し溶岩流を越えて、浅間山北麓に降りる縦走コースです。浅間山の雄大な風景と荒々しい溶岩流を体験できる、イイトコ取りのコースです。
黒斑山塊から浅間山北麓に下る横断コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約8時間半
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黒斑山コース3. 黒斑山 往復コース
標高2,404m・黒斑山は、群馬県では浅間山(前掛山)に次ぐ、第三位の高さであり、浅間山の近景を楽しめる山として人気です。浅間山の噴火レベルが上がった際には、黒斑山が浅間山の代わりとして登られています。
黒斑山 往復コース | 期 間 : 5月下旬~10月 所要時間 : 約4時間
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黒斑山コース4. トーミの頭 往復コース
黒斑山の一部であり、手軽に行ける浅間山の展望台として知られるトーミの頭。黒斑山より100m低いものの、標高2,300mからの浅間山近景を眺めることができます。広大な黒斑山カルデラを絶壁の上から見下ろす風景もご満喫ください。
トーミの頭 往復コース | 期 間 : 5月下旬~10月 所要時間 : 約3時間半
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▲ 篭ノ登山・水ノ塔山 縦走(横断)コース
(西篭ノ登山、池の平の追加可能)
標高2,200m級の尾根に楽々に登れてしまう、水ノ塔山・篭ノ登山。浅間連峰の中でも最も標高が高く、そして長い時間、雲上の空中散歩を楽しめるコースです。元々は「加護の山」、信仰の山であったと言われています。祈願登山の方にはお薦めです。また、高山植物も豊富な山として知られています。
期 間 : 5月下旬~10月 所要時間 : 3時間半~4時間
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▲ 湯ノ丸山
湯の丸山は県道94号線沿いに大駐車場があり(地蔵峠)、そのアクセスの良さと穏やかな山容から手軽な登山ができる山として人気です。特に6月中旬~下旬のレンゲツツジ群落(国指定天然記念物)は、山一面がオレンジ色に染まるほどの鮮やかさ。一見の価値ありです。
湯ノ丸山コース1. 地蔵峠からの一周コース
浅間・烏帽子火山群の溶岩ドームの一つである湯の丸山は、ハイキング感覚で登れる山です。広い山頂では、大勢で昼食を食べることもできます。前半は穏やかな道ですが、鐘分岐からは溶岩ドームらしい急傾斜です。足まわりの装備はしっかりしましょう。
期 間 : 5月下旬~11月 所要時間 : 3時間~3時間半
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湯ノ丸山コース2. 地蔵峠 ~ 烏帽子岳 ~ 湯の丸山
~ コンコン平 ~ 旧鹿沢温泉 縦走コース
浅間・烏帽子火山群の西端にある烏帽子岳はその名の通りとんがり帽子のような山頂をしており、山頂付近の稜線を歩くのは快感です。また、西側が開けているので、北アルプスの展望も抜群です。メジャーな湯の丸山とセットにした周回コースです。
期 間 : 5月下旬~11月 所要時間 : 5時間半~6時間
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湯ノ丸山コース3. 地蔵峠 ~ 湯の丸山 ~ 角間山
~ 旧鹿沢温泉 縦走(横断)コース
湯の丸山と同じく、古くから牧場として利用されてきた角間山もまた、レンゲツツジの名所です。湯の丸山北峰から猿飛佐助修行の伝説が残る角間峠に降り、角間山に登ります。角間山へと続く稜線の向こうに見える四阿山・根子岳の姿が美しいコースです。
期 間 : 5月下旬~11月 所要時間 : 4時間半~5時間
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▲ 草津白根山
草津白根山は白根山と逢ノ峰と本白根山を含めた三山の総称名であり、最高峰は本白根山(2,171m)になりますが、山頂は登山道が開いていなく、歩道最高地点は標高2,150mとなっています。観光としての白根火山・湯釜(ゆがま)は、志賀草津高原ルート(国道292号線)最大の観光スポットとなっており、コバルトブルーの火口湖は世界でも有数の酸性湖と言われています。白根山山頂付近は月面を思わせるような白い山肌が広がっているのが特徴ですが、付近の枯れ木の状況から、1882年の噴火以前は火口付近まで木々が生い茂っていたと考えられています。
草津白根山コース1. 白根レストハウスからの周回コース
(弓池、空釜、鏡池コース)
草津白根山付近で見られる凹みは、ほぼ全てがかつての噴火口です。湖底から絶えず硫黄を噴き出している湯釜、満々と水を湛える弓池と弓池湿原、そしてコロシアムを思わせる本白根山の空釜など…。噴火口は新しかったり、古いものはもう森に帰っていたり。火山、池、湿原、針葉樹林、高山植物、そして浅間山と嬬恋平野の眺望など、初心者でも山歩きの楽しみをたっぷりと味わえるコースです。
白根レストハウスからの周回(弓池、空釜、鏡池)コース | 期 間 : 5月下旬~10月 所要時間 : 約5時間半
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草津白根山コース2. 渋峠 ~ 芳ヶ平 ~ 白根火山 横断コース
志賀草津高原ルート(国道292号線)の国道最高地点(2,173m)から白根山方面を眺めると、眼下の芳ヶ平湿原は大小の池が点在する“おとぎの国”のようで、その向こうに真っ白な白根山、さらにその奥には群馬・栃木の山脈が延々と連なり、幻想的な風景です。この風景の中を、“おとぎの国”の主人公になったような気分で歩いて行きます。
渋峠 ~ 芳ヶ平 ~ 白根火山 縦走コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約4時間半
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草津温泉ご宿泊者向き
日本三名泉の一つに数えられ、標高1,200mに位置する草津温泉。温泉の自然湧出量は毎分32,300リットル以上(日本一)もあり、pH2.1(湯畑源泉)という、とても強い酸性泉です。この温泉成分は、草津白根山から東へ流れる地下水に火山ガスが出会って生じていると考えられています。
名泉を生みだす草津白根山や、高原ならではのトレッキングコースを、エコツアーガイドと一緒に歩いてみませんか。
渋峠 ~ 芳ヶ平 ~ 草津温泉 横断コース
【草津温泉ご宿泊者向き】
草津白根山コース2.で紹介した「渋峠~芳ヶ平」の先を、白根山方面では無く、そのままさらに草津温泉に降りて行くコースです。この道は江戸期には、信州側(長野県)と東国一の湯治場・草津温泉を繋ぐ大事な道で、悪路に強い牛を使って、草津温泉に米や醤油などの物資供給が行われていました。古の道をエコツアーガイドがご案内します。
渋峠 ~ 芳ヶ平 ~ 草津温泉 縦走コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約4時間半~5時間
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白根火山 ~ 芳ヶ平 ~ 草津温泉 横断コース
(草津白根山コース3.)【草津温泉ご宿泊者向き】
上記の「渋峠~芳ヶ平~草津温泉」コースの出発地・渋峠を、白根火山スタートにするコースです。白根山火口湖・湯釜を見学した後に、草津温泉までゆっくり一日かけて歩いてみたい方に最適です。月面のような白根山から草原、やがてミズナラの森へと変化します。
白根火山 ~ 芳ヶ平 ~ 草津温泉 縦走コース (草津白根山コース3.) |
期 間 : 5月下旬~10月 所要時間 : 約4時間半~5時間
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弓池 ~ 本白根山 ~ ロープウェイ ~ 殺生河原 ~ 草津温泉 横断コース(草津白根山コース4.)【草津温泉ご宿泊者向き】
草津白根山の噴火口めぐりをハイライト的に行った後、白根火山ロープウェーで空中散歩し、ツツジ各種や紅葉、そして溶岩地形などを鑑賞します。ロープウェーを降りた後は火山性ガスが噴出する殺生河原から草津温泉まで降りて行くトレッキングコースを歩きます。ゴールは西の河原露天風呂です。
白根火山 ~ 本白根山 ~ ロープウェー ~ 殺生河原 ~ 草津温泉 縦走(草津白根山コース4.) | 期 間 : 5月下旬~10月 所要時間 : 約6時間半
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チャツボミゴケ公園 ~ チャツボミゴケ群生地 ~ 水池・大池
~ 大平湿原 ~ 常布の滝付近 ~ 草津温泉 横断コース
【草津温泉ご宿泊者向き】
旧群馬鉄山(現チャツボミゴケ公園)では、露天堀りで鉄鉱石を採鉱していました。その窪みを穴地獄と呼び、穴地獄は希少なチャツボミゴケの大群生地となっています。強酸性の水が流れるところにしか発生しない苔で、全国で最大の群生地です。その後、ミズナラ原生林の中にひっそりとたたずむ湖沼群を探索し、大平湿原、常布の滝などの名勝を通り、草津温泉に戻ります。
チャツボミゴケ公園 ~ チャツボミゴケ群生地 ~ 水池・大池 ~ 大平湿原 ~ 常布の滝付近 ~ 草津温泉 縦走コース | 期 間 : 5月中旬~11月 所要時間 : 約6時間
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嫗仙の滝とカツラ・トチノキ巨木めぐりコース
【草津温泉ご宿泊者向き】
このコースは、全行程約1.5kmと短いものの、急な坂の連続で、ウオーキング程度の靴では無く、登山靴が望ましいでしょう。嫗仙の滝は落差35mで繊細な滝の流れが美しく、その名の通り女性的な雰囲気を醸し出しています。その先にある「森の巨人たち100選」のカツラやトチノキの巨木を鑑賞したあと、草津で最も大きな樹木、「谷沢の姫カツラ」にご案内いたします。
嫗仙の滝とカツラ・トチノキ巨木コース | 期 間 : 5月~11月 所要時間 : 約3時間半
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万座温泉ご宿泊者向き
かつては草津白根山と四阿山の間にある万座山とその裾野一帯を万座といいました。高山トンボが舞う弁天池、熊池湖沼群周辺の巨木林など、未開・未整備の自然資源が多く、手付かずの自然がそこいらにごろんと転がっている姿こそが万座の魅力です。俗化しない静かな森の匂いの中、深山の霊気にうたれながらの入浴に心癒されます。今も昔も万座は神秘につつまれた深山幽玄の高山温泉郷(標高1,800m)です。
古来胃腸病、呼吸器疾患に効く湯として名高い万座温泉の温泉含有成分は27種類といわれ、一温泉郷としては群を抜く成分数の多さです。万座温泉一帯は草津白根山が成長発達する以前の新第三紀の数種の溶岩で覆われており、時代も深さも異なるいくつかの断層の走る複雑な地下構造をしているため、温泉水の起源や湧出機構、つまり含有成分が複雑になっているそうです。万座ではこの「岩石のスープ」のような濃厚複雑な温泉を、各宿泊施設が趣向を凝らした眺望自慢のお風呂でお客様をおもてなししています。 ※万座温泉の詳しい自然環境情報はこちら
白根火山 ~ 本白根山 ~ 万座温泉 横断コース
(草津白根山コース5.)【万座温泉ご宿泊者向き】
白根レストハウスから草津白根山の旧噴火口をスポット的にめぐり、歩道最高地点(2,150m)を経てそのまま万座温泉に下るコースです。コロシアムを思わせる空釜、浅間山と嬬恋平野の眺望を満喫した後は、亜高山帯の鬱蒼としたディープフォレストを抜け、万座温泉へ。高山の愛嬌者・ホシガラスが語りかけてくるかも。
白根火山 ~ 本白根山 ~ 万座温泉 縦走コース | 期 間 : 5月下旬~10月 所要時間 : 約4時間半~5時間
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熊池湖沼群探勝コース(池めぐり)【万座温泉ご宿泊者向き】
万座温泉の南西方向1.5~2km付近、奥万座川と本白根沢が合流する地点上部には、いくつかの池が人知れず点在しています。それぞれに色が異なる神秘的な湖沼群を散策します。池の中には立ち枯れ木が見られ、比較的新しい池だということが解ります。
※オプションで雲上の別天地「弁天池」+秘境「伝五郎池」をご案内いたします
(C → E料金へ)。
熊池湖沼群探勝コース(池めぐり) | 期 間 : 5月下旬~11月 所要時間 : 約3時間半(~6時間)
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破風岳登山と小串鉱山跡散策【万座温泉ご宿泊者向き】
万座温泉から車で約30分間。標高1,600mの高地に2,100人以上が住んでいた空中都市がありました。それが小串鉱山です。高木が成立しない、矮小低木とお花畑が続く高山帯のような風景(偽高山帯)、毛無峠(1,823m)から、風で浸食されたという、一年中風のやまない破風岳に登り、目の覚めるような絶壁を観た後、かつて国内二番目の硫黄生産量を誇った空中都市・小串鉱山跡を訪れます。
破風岳登山と小串鉱山跡散策 | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約4時間半~5時間
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上信高原周遊ツアー(笠ヶ岳登山あり)
【万座温泉ご宿泊者向き】
万座温泉は行政区では嬬恋村ですが、元々は須坂市や高山村(共に長野県)との結びつきが強く、また自然気候や植生なども、万座温泉から北西エリアの影響を受けています。この、北西エリアを一日かけて周り、風景、山岳、食文化をたっぷりと満喫しよう!という企画です。300名山の笠ヶ岳からの絶景、山田牧場の竹の子汁とアイスクリーム、滝を裏側から見る「裏見の滝」、名水「ジロー清水」など、上信高原の魅力が満載です。
上信高原周遊ツアー(笠ヶ岳登山あり) | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約8時間
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▲ 四阿山・根子岳・浦倉山・米子大瀑布
深田久弥の「日本百名山」の一つであり、浅間山を除けば上信国境で最高の山である四阿山(2,354m)。嬬恋村や上田市から見える山容は裾野が広く穏やかで、見る人の心に安らぎを与えてくれます。山頂にある直径4キロの旧火口は北にある米子川により大きく浸食されています。その米子川の名所・米子大瀑布と合わせて火口縁の根子岳(花の百名山)や、針葉樹林の美しい浦倉山を登山するのもいいでしょう。
四阿連山コース1. 鳥居峠 ~ 花童子の宮跡 ~ 四阿山
~ 的岩 ~ 鳥居峠 周回コース
古くから信仰の山であった四阿山。鳥居峠からの登山道(上州古道)には1町(丁、109.09m)ごとに祠が設けられており、花童子の宮跡はかつての修験道(白山権現)の繁栄の名残です。国指定の天然記念物である「的岩」は、幅3m、高さ20m、長さ200mにも及ぶ巨大な屏風岩で、源頼朝が射ち落した「的」なども残っており、四阿山の品格、歴史と信仰の重さを感じさせるコースです。
四阿山 鳥居峠 ~ 花童子の宮跡 ~ 四阿山 ~ 的岩 ~ 鳥居峠 周回コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約7時間
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四阿連山コース2. 菅平牧場 ~ 中四阿 ~ 四阿山 ~ 根子岳
~ 菅平牧場 周回コース
四阿山からはピラミッドの様に見える根子岳は、田中澄江の「花の百名山」に選定されるほど高山植物が豊富です。菅平牧場からゆっくりと登って行ける中四阿の稜線は、これから登る四阿山と根子岳への期待を高まらせてくれます。四阿山から根子岳へ渡る稜線の風景も雄大です。
四阿山 菅平牧場 ~ 中四阿 ~ 四阿山 ~ 根子岳 ~ 菅平牧場 周回コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約8時間
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四阿連山コース3. あづまや温泉 ~ 四阿山 ~ 中四阿
周回コース
四阿山ルートの一つ、あづまや温泉から牧場の中の道をしばらく歩いて行くコースです。ルート上部では風衝地らしい矮小低木が続き、高山ガレ地のお花畑トレッキングが楽しめます。中四阿からあづまや温泉へ下る道は解りにくいので、ガイド同伴をお薦めします。
四阿山 あづまや温泉 ~ 四阿山 ~ 中四阿 周回コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約6時間半
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四阿連山コース4. 鳥居峠 ~ 四阿山 ~ 根子岳 ~ 菅平牧場
縦走コース
鳥居峠から国指定天然記念物の「的岩」経由で四阿山に登り、さらに隣の名峰・根子岳にも登った後、菅平牧場に下山する夢の縦走コースです。浅間山を眺めながら登り、雄大な稜線を渡り、北アルプスを眺めながら下山します。
四阿山 鳥居峠 ~ 四阿山 ~ 根子岳 ~ 菅平牧場 縦走コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約8時間
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四阿連山コース5. 鳥居峠 ~ 四阿山 ~ 根子岳 ~ 小根子岳
~ 米子大瀑布 縦走コース
上記のコースからさらに小根子岳を経て日本の滝100選「米子大瀑布」に降りる縦走コースです。四阿山に登り、その四阿山旧火口を浸食している米子川の名滝に向って稜線を歩いてゆきます。距離のある、タフなコースです。
四阿山 鳥居峠 ~ 四阿山 ~ 根子岳 ~ 小根子岳 ~ 米子大瀑布 縦走コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約11時間
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四阿連山コース6. 菅平牧場 ~ 根子岳 ~ 小根子岳
~ 米子大瀑布 縦走コース
上記のコースを、四阿山からではなく、根子岳からに短くしたルートです。四阿山までとはいかなくても北アルプスの眺望を楽しめ、太古の火口跡に降りていく感覚、そして米子大瀑布の雄姿を見ることができます。
四阿連山 菅平牧場 ~ 根子岳 ~ 小根子岳 ~ 米子大瀑布 縦走コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約6時間半~7時間
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四阿連山コース7. 峰の原高原 ~ 小根子岳 ~ 根子岳
~ 菅平牧場 縦走コース
峰の原高原からのコースは比較的なだらかで、ハイキング気分で登山することができます。ただし、石車になりやすい荒れた道なので足回りはしっかりしましょう。高山植物も多く、初級者向けの、手軽なフラワートレッキングを楽しめます。
四阿連山 峰の原高原 ~ 小根子岳 ~ 根子岳 ~ 菅平牧場 縦走コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約4時間半
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四阿連山コース8. 鳥居峠 ~ 四阿山 ~ 浦倉山 ~ 野地平
~ パルコール嬬恋 縦走コース
鳥居峠から四阿山登山道の王道である上州古道で四阿山に登り、浦倉山を経てパルコール嬬恋へ降りるコースです。常に嬬恋平野と浅間山を眺めながらの登山となります。後半にある野地平では湿原の植物も観ることができます。
四阿連山 鳥居峠 ~ 四阿山 ~ 浦倉山 ~ 野地平 ~ パルコール嬬恋 縦走コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約8時間
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四阿連山コース9. パルコール嬬恋 ~ 野地平 ~ 浦倉山
~ 米子大瀑布 横断コース
パルコール嬬恋から野地平を通り、浦倉山を経て米子大瀑布へと縦走するコースです。浦倉山から四阿山旧火口を降り進んでいくコースは、広いシラビソ林となっており、亜高山帯針葉樹林の深い森の芳香に包まれます。眺望よりも森の中を歩きたい方向けです。
四阿連山 パルコール嬬恋 ~ 野地平 ~ 浦倉山 ~ 米子大瀑布 縦走コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約5時間半~6時間
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四阿連山コース10. パルコール嬬恋 ~ 野地平 ~ 浦倉山
~ 四阿山 ~ 鬼岩 ~ 茨木山 ~ バラギ高原 縦走コース
パルコール嬬恋から野地平を通り、浦倉山を経て四阿山に登り、帰りはもう一つのバラギ高原へ下る道、鬼岩と茨木山を通過するコースです。鬼岩は的岩と同じく地下の割れ目に侵入したマグマが固まったもので、森の中に突如現れる大きな岩盤に驚かされます。
四阿連山 パルコール嬬恋 ~ 野地平 ~ 浦倉山 ~ 四阿山 ~ 鬼岩 ~ 茨木山 ~ バラギ高原 縦走コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約7時間半
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四阿連山コース11. パルコール嬬恋 ~ 四阿山 往復コース
(ゴンドラを使って、最も楽に四阿山に登れるコースです)
パルコール嬬恋のゴンドラに乗車して一気に2,050m地点へ。そこから四阿山(2,354m)までの標高差300mだけを登山する、日本百名山・四阿山にたやすく登山してしまうコースです。ゆっくり朝食を取って登山に出発、セレブ登山をご満喫ください。
四阿山 パルコール嬬恋 ~ 四阿山 往復コース | 期 間 : 6月~10月 所要時間 : 約5時間半
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▲ 岩櫃山、岩櫃城址関連
東吾妻町のシンボル、標高802mの『岩櫃山』は、多様な動植物種や巨木、南面約200mの絶壁、奇岩・怪石が連続する山容など、小規模ながらも登山の魅力が詰まった山であり、吾妻八景を代表する景勝地…などという一般的な言い回しでは表現できないほど、登りがいのある山です。武田の三名城『岩櫃城址』や『潜龍院跡』等の史跡や、弥生人の再葬墓などもあり、戦国時代や古代にも思い馳せることができます。
岩櫃コース1. 一本松(平沢)登山口からの周回コース
標高550mの一本松登山口(原町平沢登山口)から沢通り → 山頂 → 密岩通り → 密岩登山口 → 赤岩登山口 → 十二様通り → 一本松登山道と周回するコースです。古代から地域の心の拠り所となり、信仰を集めていた霊山・岩櫃山を、奇岩と岩櫃御林をくぐり抜け、まんべんなく回ります。岩櫃山マスターコースです。
岩櫃山 一本松(平沢)登山口からの周回コース | 期 間 : 4月~12月 所要時間 : 約6~7時間
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岩櫃コース2. 岩櫃城址と潜龍院、郷原城址、真田むかし道
戦国時代、真田氏が吾妻を治め沼田城方面を攻略するための重要な拠点であった武田領内の三名城『岩櫃城』は、1.4平方kmの規模で、中世の城郭では県内最大級のものです。謎の多い岩櫃城を、潜龍院、郷原城址などの関連史跡を訪問しながら、最後は400年以上前から現代も使われている『真田道』を通って登山口に戻ります。
岩櫃城址と潜龍院、郷原城址、真田むかし道 周回コース | 期 間 : 3月~12月(積雪期を除く) 所要時間 : 約6~7時間
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岩櫃コース3. 岩櫃城址 北側遺構探索コース
巨岩が乱立する急崖地形に堀や曲輪を縦横に張り巡らした造り。天険の地形を生かしつつ築かれた膨大な土木工事。どこにでも城兵が潜むことができる複雑な造り…。『武田領内の三名城』といわれた岩櫃城の魅力を満喫できるのが北側遺構コースです。
岩櫃城址 北側遺構探索コース | 期 間 : 3月~12月(積雪期を除く) 所要時間 : 約3~4時間
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岩櫃コース4. 岩櫃城址 南側遺構と番匠坂 探索コース
戦国時代の頃の吾妻街道は大宮岩鼓神社から現在の善導寺前を通り、工人が住んでいたとされる「番匠坂」を上り、当時の城下町「平川戸」から岩櫃城内、そして郷原に抜けていました。信濃上田城に続く道、いわゆる「真田道」です。400年以上前から使われ続けている古道を歩き、真田家家老の屋敷跡を訪問しながら、中世に思いを馳せられるのが南側遺構コースです。
岩櫃城址 南側遺構と番匠坂 探索コース | 期 間 : 3月~12月(積雪期を除く) 所要時間 : 約4~5時間
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岩櫃コース5. 柳沢城址と霊山・観音山 探索コース
柳沢城(古城・岩鼓の要害)は一城別郭式で独立した山城としてもまずまずの備えを有していますが、岩櫃城に近すぎることと、岩櫃城の複雑堅固な造りから見て、この城は出丸であると考えられています。古城部分は「箱掘」などの古い造りが見られ、東側の「薬研掘」などは東からの敵の侵入に備えた真田氏によるもの…など、時期や城主による築城技術の違いも見ることができます。修験道の霊山「観音山」も見ものです。
柳沢城址と霊山・観音山 探索コース | 期 間 : 3月~12月(積雪期を除く) 所要時間 : 約3時間~3時間半
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▲ 妙義山(表妙義・裏妙義)
群馬県甘楽郡下仁田町・富岡市・安中市の境界に位置する妙義山は、日本三大奇勝の一つとされ(国の名勝、日本百景)、また赤城山、榛名山と共に上毛三山に数えられている人気の高い山です。
約700~550万年前にかけての古い時代の火山活動と地殻変動によってつくられた妙義山は、長年にわたる風化・浸食によって岩石の堅い部分が残り、奇岩怪石が連続する、日本屈指の山岳美との表される景観の山容になりました。
妙義山塊 表妙義中間道 縦走(周回)コース
妙義神社を参拝してから自然豊かな中間道を歩き、アーチ状になった巨大な岩の下をくぐる人気の「石門めぐり」、連続する鎖場の体験、ユニークな名前の奇岩怪石群を一望する「天狗の評定」に登ったりと、アクティブで変化のある登山を楽しむことができます。 最後は中之嶽神社参拝(自由)をして、舗装された道を歩いて登山口に戻ります。
妙義山塊 表妙義中間道 縦走(周回)コース | 期 間 : 3月~12月 所要時間 : 約8~10時間
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妙義山塊 裏妙義 丁須の頭 往復コース
国民宿舎裏妙義から歩き始め、沢コースの変化に富んだ岩場を歩き、鎖場を経て特徴的な岩峰の基部に立ちます。目標地「丁須の頭」は、鎖はありますが妙義山中、最も危険な場所とされています。このツアーでは手前のテラスまでとなります。鋸歯のような表妙義の山容、眼下の絶壁と渓谷、浅間山の眺望など、裏妙義岩峰のからの景色をご満喫ください。
妙義山塊 裏妙義 丁須の頭 往復コース | 期 間 : 3月~12月 所要時間 : 約7~9時間
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▲ 志賀高原
標高が1,000m以上の志賀高原は、冬はスキーのメッカ、夏は涼しい高原の観光リゾート地として人気です。20万年前の志賀山などの火山活動により大きな志賀湖ができ、やがて湖がほぼ埋め尽くされて大部分が湿地帯となりました。今現在の大小さまざまな湖沼や湿地はその名残です。湿原の高山植物が豊富で、多くのハイカー達に根強く愛されています。
硯川 ~ 四十八池 ~ 大沼池 ~ 清水口(池めぐりコース)
大小さまざまな湖沼や湿原をめぐる、志賀高原を代表するトレッキングコースです。眺望の素晴らしい前山湿原、湿生植物の可憐な花が咲き乱れる四十八池、エメラルドグリーンに輝く大沼池など、たくさんの見所があります。
志賀高原 大沼池・四十八池コース | 期 間 : 5月下旬~10月中旬 所要時間 : 約6時間半~8時間半
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▲ その他のコース
上記に当てまらない登山、軽登山コースを、以下に記載いたします。
吾妻渓谷がっちりハイキング (道陸神峠越えむかし道を追加)
このコースは「吾妻渓谷ハイキング」のコースに「道陸神峠越えむかし道」を追加したコースです。吾妻渓谷の動植物や地質、渓谷美を鑑賞するだけではなく、古道を訪問散策し、それを取り巻く歴史や人々についても触れ偲ぶエコツアーです。
吾妻渓谷がっちりハイキング (+道陸神峠越えむかし道) |
期 間 : 4月~11月 所要時間 : 約5時間~6時間
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