冬になると万座温泉の北東から見おろしているかのように現れる、『白い鯨』、それが『ぼうず山』です。ぼうず山に直接登るのは急傾斜であることと、硫化水素ガスが発生している万座川源流域になり危険なので、比較的登りやすく安全な朝日山の樹林帯から入山します。
朝日山ゲレンデで群馬県一大きいと計測されたゴヨウマツを鑑賞したあと、約1~2時間、朝日山を目指し標高差250mを登ります。歩き始めはキツく、ひと汗もふた汗もかくことになりますが、ゆったりとした林分の亜高山帯針葉樹林が心身を癒してくれることでしょう。
昼食はやや早め、風衝地の吹きだまりを利用して、参加者様自らに雪洞を作っていただき、その中で食します。天空の道・志賀草津高原ルート(国道292号線)から見る『白根山地蔵岳』、『ぼうず山』から万座温泉方面への山々のうねりと見事な雪庇群など、雄大なスケールがあなたを待っています。山頂では発達したシュカブラ群、そして運がよければ日本海を望むことができるでしょう。
また、噴火レベルが落ち着いている時は、追加で白根山地蔵岳にご案内することもできます。その場合は、D料金 → E料金 に変更となります。
多雪地区の万座温泉ですが、長めの笹であるチシマザサ地帯を通るので、1月下旬頃からのご案内とさせていただきます。
見どころ 亜高山帯針葉樹林 四阿山・根子岳の眺め 北アルプス眺望 浅間山眺望 北信五岳 ぼうず山 白根山地蔵岳 シュカブラ ウインドクラスト 風紋 吹きだまり 雪庇 樹氷 動物の足跡 ケルン 根上がりの木 倒木更新 期 間 1月下旬~4月上旬 予約受付人数と料金
(完全ガイド貸切)【エコツアー料金】※傷害保険、送迎付き
1名様 19,000円 ※少人数制でホスピタリティを重視した対応をするのがエコツアーです。 2名様 10,500円 3~4名様 8,000円 5~6名様 6,000円
【ガイド派遣料金】
※傷害保険なし、送迎なし現地集合
10名様まで 24,000円 ※教育旅行団体様、道案内目的の団体様の場合は、この限りではありません。 18名様まで 32,000円
所要時間と
モデルコース【所要時間】 約5時間半~6時間半
【モデルコース】(万座温泉内ご宿泊の場合)
ホテル出発 9:00 送迎 朝日山針葉樹林 9:30 五ツ又のコメツガ 10:10 休憩 展望所 10:40 休憩 朝日山山頂 11:10 休憩 雪洞作り 11:30 できたら昼食 ぼうず山 13:15 休憩 熊四郎山山麓 14:15 ゴヨウマツ巨木 14:45 鑑賞 ホテル着 15:30 送迎 料金に含まれるもの 【エコツアーの場合】
ガイド料、保険料、おやつ、ハーブティーなど料金に含まれないもの お弁当代、レンタルスノーシュー、ストックなど レンタルスノーシュー
レンタル軽アイゼンスノーシューとストックのセットをお一人様1,000円でご用意いたします(大人・子ども同料金)。
軽アイゼンのレンタルは500円です(白根山地蔵岳に行く場合は使います)。
※スノーブーツはありません、各自でご用意ください(登山靴で可能)。送迎について ※ガイドがご宿泊の施設、または最寄りの駅まで送迎させていただきます。 申込〆切日 7日前(注意事項及びキャンセル規定はこちら) 服装/持ち物 防寒着、防寒帽子、防寒手袋、防寒靴または登山靴、スパッツ(雪の侵入を防ぐため)、目を保護するサングラス・ゴーグル等、リュックサック、飲み水、弁当、雨具、ゴミ袋、身分証明書、タオル、靴ひも予備、行動食、着替えのシャツ(汗をかいた場合)、地図、コンパス、ヘッドライト、スノーシュー、ストック、携帯スコップ(なければお貸しします)、(白根山地蔵岳へは軽アイゼンを使います)
万座温泉の自然を知りつくした万座の達人・赤木道紘氏、またはその指導を受けたスタッフがご案内いたします。
※万座温泉の自然について12月になると、万座温泉を見下ろすような位置に、白い鯨が現れます。それこそが『ぼうず山』です。クジラは雲の上を回遊して、 シベリア寒気団と一緒に、クリスマスに間に合うように帰ってきます。
森の中を歩くと、こんな可愛らしい動物が出てくることがあります。
朝日山山頂への尾根道は広々としていてとても気持ちが良いです。
雲上の道・志賀草津高原ルートに出ると、雄大なロケーションがあなたを待っています。左に見えるのが『ぼうず山』、右に見えるのが『白根山地蔵岳』です。
ぼうず山から熊四郎山・万座山・黒湯山へと続く山々の稜線の美しいこと。
景色を眺めたあとは、雪洞を掘ってみましょう。クセになるかもしれません(大変なので嫌ならやらなくて結構です)。ぼうず山は志賀草津高原ルートの中でも特に風が強いところで、シュカブラの発達が見事です。山頂からは運がよければ日本海が眺められることも。
ぼうず山にはたくさんの尾根があります。美しい景色に見とれているととんでもない谷を下ってしまいます。
熊四郎山へと続く尾根は、上から見ると一見、行けそうに見えますがとんでもありません。雪庇を踏み抜いたら最後、万座に帰ってこられなくなります。ガイドの指示に従ってぴったりついてきてください。
正しい道を進めば、亜高山帯針葉樹林帯の中をゆったりと降りてこられます。一度だけ、沢を渡りますのでガイドの足跡を踏み外さないようにご注意ください。
大蛇伝説が残る、万座温泉象徴の山・熊四郎山。ここには気の利いたあずまやがあります。ここでお茶をして、スノーシューツアーの余韻に浸りましょう。
最後に見送ってくれるのが、群馬県最大のゴヨウマツです。幹回り5.10メートル、高さ25メートルで、推定樹齢500年と見立てられています。万座温泉でも最大の樹木です。抱きしめてあいさつしましょう。
その他のご連絡
- スノーシューツアーの前後は基本的に近辺施設でのご宿泊を強くお勧めいたします。特にお帰りの交通機関をご予約されてしまうと、天候不順やお客様の体調・体力によって下山時刻が遅れ、ご予約した交通機関に乗れなくなってしまうことがあります。
- ただし、安全と下山時刻尊守のために、ガイドの判断でやむを得ず行程の一部を省く場合がございます。
- 昼食のお弁当はお客様の方でご用意ください(行きにコンビニに立ち寄り可能です)。朝食は済ませておいていただくか、登山口までの車中でお召し上がりください。
- ご予約の前に、傷害保険・賠償責任保険・注意事項 をよくお読みくださいますようにお願い申し上げます。また、ご同行者様も傷害保険に掛けますので、予め同行者様の(1)お名前 (2)ご住所 (3)性別 (4)電話番号 (5)生年月日をご準備くださいますようにお願い致します。
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